OTEP-0130: ログのGAスコープ
このドキュメントは、OpenTelemetryログの一般提供(GA)リリースのスコープに含まれるものを定義します。
動機
明確に定義されたスコープは、すべてのログの貢献者を足並みそろえ、私たちがどのような目標に向かって取り組んでいるのかを確実に把握するために重要です。 なお、記載されている項目の中には、すでに完全または部分的に実装済みのものもありますが、網羅性のために引き続き記載しています。
OpenTelemetryログの一般提供は、OpenTelemetry 1.0 GA(トレースとメトリクスのみを含む予定です)の後になる見込みです。
ログのロードマップ項目
仕様とSDK
OpenTelemetry準拠のログをサポートするためのロギングライブラリ向けのガイドラインと仕様を書きます。
現在の実行コンテキストからのトレースコンテキスト抽出をサポートする、Java向けのOpenTelemetryログSDKを実装します。
Java向けの一般的なロギングライブラリ(Log4J、SLF4Jなど)の1つに対する「アドオン」の、完全なOpenTelemetry準拠実装を示します。 OpenTelemetry SDKを使って、抽出したトレースコンテキストをログに自動的に含め、OTLP経由でのエクスポートをサポートします。
相関するトレースとログを発行する方法を示す、Javaアプリケーションのサンプルを実装します。 サポートされている一般的なロギングライブラリをOpenTelemetry SDKと併用し、OTLPを使ってログをエクスポートします。
OTLP仕様にログのサポートを追加します。
Collector
CollectorにOTLPログ向けのレシーバーとエクスポーターを実装します。
インメモリのデータ構造向けに「配列」の値型を実装します(これはすでにOTLPの一部ですが、まだCollectorではサポートされていません)。
参加ベンダーのために、いくつかのベンダーフォーマット向けのログエクスポーターをCollectorに実装します。
FluentBit/FluentDからログを受信するための、Fluent Forwardプロトコルレシーバーを実装します。
以下のプロセッサーにログデータ型のサポートを追加します:
resource、batch、attributes、k8s_tagger、resourcedetection。ログ転送のためのエンドツーエンドのパフォーマンステストを、少なくともOTLPとFluent Forwardプロトコルについて、(既存のトレースとメトリクスのテストと同様に)追加します。
少なくとも1つの他のロギングエージェント(FluentBitなど)と一緒にCollectorの動作をテストし、ここで説明されているようにファイルログを読み取れるようにします。 (パフォーマンスを含む)テスト結果を公開します。
(できればKubernetesのようなクラウドネイティブなコントロールプレーンで動作する)分散マイクロサービスアプリケーションから、相関するログ、トレース、メトリクスを収集するためにOpenTelemetry Collectorを使う方法を示すサンプルを実装します。